6月1日(土)に開催されたオープンソースの祭典「オープンソースカンファレンス2019 Hokkaido」に出展いたしました。令和最初のオープンソースカンファレンスとなります。
企業やコミュニティーなどが商品やサービス、日々の活動について展示できるイベントとなっています。今年で10年目と節目となる年とのことです。
サッポロ電子クラフト部は、昨年に引き続き2回目のオープンソースカンファレンスへ参加となります。今回は、当活動で制作した作品を4点持ち込みました。
場所は東札幌にある「札幌コンベンションセンター」の1階にある104+105の部屋の角地が割り当てられ、展示をいたしました。「CoderDojo」さん、「Hardware Maker Meeting Sapporo」さん、「ETロボコン北海道地区実行委員会」さんが周りにおられました。
会場1時間前から参加者全員でブースの設営を開始します。今回は作品を展示する4名の部員が参加しました。
作品の一つ目は「Shoot Me」です。
「クラッピー」を改造した的です。ボールなどをぶつけると振動センサーでボールが当たったことを検知し、拍手するようになっています。
「クラッピー」とはバイバイワールドで開発された拍手をする商品。現在はクラッピーの廉価版が100円ショップで購入できます。また、クラッピーを自由に改造するなどして自分好みに作品を製作しているユーザーがいます。このクラッピーを改造などすることをクラッピーチャレンジと呼んでいます。
二つ目は「ダンシングイルミネーション」です。音楽に合わせて画面上にカラフルな丸が表示されます。この表示パターンを製作するエディターを作成しました。音楽を再生しながら、切り替えるタイミングをスペースキーで入力します。その後、写真の右下に表示されているエディタ部分で表示するパターンを指定します。
三つ目は「通行カウンター」。
写真右下にある機械から赤外線を照射し、左下にある受光器で赤外線を受けています。この間を通過すると赤外線が遮断され人が通ったことを判断できます。赤外線が遮断したのを検知すると上にあるカウンターが1ずつ増えてゆきます。
この通行カンターはArduinoやRaspberry Piなどのマイコンを使っていません。すべてロジックICを組み合わせて作られています。今ではすぐにマイコンを活用してしまいがちですが、ロジックICを活用すれば様々な作品が作れてしまいます。
四つ目は「希望を叶えるメガネ」。
メガネに組み込んだ液晶に様々な目を表示することで、雰囲気を変えられる作品です。ゴルゴ風や少女漫画風などの目のデザインがセットされています。また、ペンを使って自分で描くことも可能です。
なお、希望を叶えるメガネはシーズン7で製作した作品です。
今回も開場から続々とサッポロ電子クラフト部のブースに来場者が訪れました。SootMeにボールを投げてみたりつついたりして動作を楽しんだり、通行カウンターでマイコンを使っていないことに驚かれたりと楽しまれたようです。
サッポロ電子クラフト部に参加すると、今回のオープンソースカンファレンスのようなイベントに出展して、みんなで楽しむことができます。7月6日より「シーズン9」を開始します。今回は12月まで製作活動をし、その後展示をいたします。興味のある方は、一度参加してみませんか?以下のページに参加方法などを紹介していますので、一度ご覧ください。